2014年01月13日
声優の勉強中。
1月2日のこと、内田孝一(こういち)くんが串間の自宅に遊びに来た。
孝(こう)くんと呼ぶ彼は、私が健康なときからの教え子だ。
高校3年で坂中ピアノ教室を卒業し、今27歳。
大学時代も東京に就職してからも、串間に帰って来る度に遊びに来てくれる。
今は、仕事をしながら声優の勉強もしている。
もう2年になるそうだ。
「せっかく勉強しているんだから聞かせてよ!」と言うと
「緊張するな~」と言いながら、1718年に作られたという二代目団十郎作の
「外郎(ういろう)売り」を聞かせてくれた。
薬を売るために、シャレや早口言葉をまぜるなど工夫した話だ。
5分くらい……5分といっても、とても長い時間だ。
はっきりと声が出ていて、びっくりした。
私は、感動して泣いてしまった。
孝くんも私のそばに来て、
「先生、聞いてくれてありがとう!」
と泣きながら言った。
「ピアノをやっていたから練習の方法もわかる。
やはり、ゆっくりやらないと力にはならないんだ」
と言うので
「そうそう!」
と私も言った。
孝くんの持って来てくれたヨックモックのお菓子でお茶をしながら
3時間ほどあれこれと話し、楽しい時間だった。
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Posted by あっこちゃん at 21:31│Comments(2)
│つながり
この記事へのコメント
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
「外郎売」ですか すごいですね。
以前言ったと思いますが、僕は歌舞伎が好きで
もちろん「外郎売」も知ってます。
あの演目の言いたては 本当大変なんですよ
本当すごいです。
今年もよろしくお願いします。
「外郎売」ですか すごいですね。
以前言ったと思いますが、僕は歌舞伎が好きで
もちろん「外郎売」も知ってます。
あの演目の言いたては 本当大変なんですよ
本当すごいです。
Posted by 内田翔太 at 2014年01月14日 15:34
今年も宜しく!
翔太さんも「外郎売」知っているんだぁ。
翔太さんも「外郎売」知っているんだぁ。
Posted by 坂中明子 at 2014年01月15日 21:33