2015年01月12日

悔しさ、惨めさ、情けなさ、痛みを経験したからわかる。


私は大西良空さんからプレゼントされた曲
『ありがとう~ひとさし指から奏でるしあわせ』
本当に救われたと思う。

今までは友達が結婚すれば、
私だって医療事故にさえ遭わなければ結婚も出来たし、
子どもだって育てて人並みの幸せをつかんだのに。
ピアノだって思いっきり練習していたのに…などなど、
いつも心の底に「医療事故にさえ遭わなければ」という気持ちがあった。

ところが「今はあの先生に言えるの ありがとう」のフレーズが
心からそうなんだと思えるようになった。

私がこうなったから経験した悔しさ、惨めさ、
情けなさ、心の痛み、体の痛み。
思えばこの20年間、私はいろいろな気持ちを経験した。
経験したからいろいろな人の気持ちもわかる。

なにより私が医療事故に遭わなかったら、
『みやざき中央新聞』にエッセイを連載することもなかった。
本を出版することだって出来なかった。
多分、ウィングに行くこともなかったし、
ミッチャンやヨッチャンやツナちゃんに出会うことだってなかった。
ブログの管理人をしてくれている鷹ちゃんに出会うこともなかった。

大西さんの言っていることが、謎が解けるようにわかってくる。






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この記事へのコメント
そだよ~アコリン。もし、アコリンが事故にあってなかったら それだけの経験をつめなかったと思う。
というか、私は 人生計画を立ててうまれてきているって思うんだよね。後、両親も うまれる場所も選んでね。
身体(脳)は障碍を持ってても、 心(魂)が本当だし ただ身体が思う様に動かないだけ。
それが、辛い時期もあったし 今も時々 辛いかもしれないけど 
辛くて傷ついて いっぱい傷つけた人は 気が付くんだよね。色々な事に・・・。優しくなれるし。また、いつの日か遊びに行きますね。それと、いつの日か アコリンを囲む会したいな~と考えています。(もう、5年近くになるよ~そう思い始めて。)
Posted by 田中 由里亜田中 由里亜 at 2015年01月15日 00:25
今まで分からなかった事が分かるようになってきたのは、魂がどんどん清まっている証拠でしょうね。
心の曇りが晴れて、少しずつ光が射してきたのです。
これから、もっともっと光が射して、心が楽になっていく筈です。
医療事故に遭ってからの20年間、明子さんやご家族の皆さんが、どんな想いで生きて来られたのか、想像だに出来ませんが、一片の慰めや励ましの言葉では、とても埋められないほど深い悲しみに包まれた20年だったのではないかと思います。
その辛く、苦しく、悔しい想いの丈を少しずつでも吐き出す事が出来れば、少しは気持ちが楽になるかも知れませんが、ただ吐き出すだけでは、根本的な解決にはなりません。
大切なのは、吐き出して空っぽになった心を、何で満たしてあげるかです。
満たすと言っても、他から何かを持ってきて、満たす訳にはいきません。
空っぽになった心は、明子さん自身が本来持っているものでしか満たせないのです。
抽象的な言い方で分り難いかも知れませんが、明子さんが持っている光です。
明子さんが、最も自分らしく生きている時の輝きと言ってもいいでしょうが、これから為すべき事は、本来の輝きを取り戻し、空っぽになった心を光で満たしてあげる事です。
この光は、生まれた時から具わっているもので、医療事故に遭ってから忘れてしまっているだけですから、いつでも取り戻す事が出来ます。
ようやくその光を取り戻す時期が訪れたのでしょうね。
歌をプレゼントした甲斐がありました(笑)

何故人は生まれ、病み、老い、死んでゆかなければならないのか?
何故人生は、苦に満ちているのか?
何故人は傷つけ合うのか?
何故人は苦しみを分かち合おうとするのか?
人生は、様々な謎に満ちています。
考えれば考えるほど、この世は謎だらけで、一筋縄では解けそうにありません。
私達を苦しめている原因を見極め、様々な謎の解明に挑まれたのが、お釈迦さまですが、「何故医療事故に遭わねばならなかったのか?」というのも、大きな謎の一つです。
私の拙いコメントや歌は、少しでもその謎の解明に役立てばとの思いから生まれたものですが、全知全能の神ならぬ身には、解明の結果が正しかったのかどうか、分る筈もありません。
しかし、「大西さんの言っていることが、謎が解けるようにわかってくる」というコメントを拝見すると、忘れかけていた光が戻ってきたようですから、謎の解明は「当らずとも遠からず」だったのではないかと、自画自賛しております(笑)

人生を長く生きていますと、「もしも」の三文字が、頭をもたげてくる事が度々あります。
明子さんも、この「もしも」に悩まされたお一人のようですね。
実は私も、以前この「もしも」に随分悩まされました。
「もしも父の会社が倒産していなければ」「もしも一家が人生のどん底に落ちていなければ」という想いが、浮かんでは消えていきました。
「もしも」に悩まされた事のない人など、一人もいないでしょう。
「もしも結婚していれば」「もしも子供がいれば」「もしもあの時、あの道を選んでいれば」今よりもっと幸せな人生があったのではないか?
様々な「もしも」が、私達の前に立ちはだかって惑わそうとしますが、果たして「もしも」の人生なんてあるのでしょうか?

>今までは友達が結婚すれば、
>私だって医療事故にさえ遭わなければ結婚も出来たし、
>子どもだって育てて人並みの幸せをつかんだのに。
>ピアノだって思いっきり練習していたのに…などなど、
>いつも心の底に「医療事故にさえ遭わなければ」という気持ちがあった。

確かにそうですね。
「もしも医療事故に遭っていなければ」、明子さんには、まったく違った人生が待っていたかも知れません。
でも、「医療事故に遭っていなかった方が良かったのか?」と問われて、「良かった」とは、多分誰も答えられないと思います。
良かったかも知れませんが、良くなかったかも知れません。
良かったのか悪かったのかなんて、誰にも分かりません。
私の身に「もしも」が起こり、「父の会社が倒産していなければ」、私の人生はどうなっていたのでしょうか?
分りません。
でも、多分、僧侶にはなっていなかったでしょうね。
僧侶になっていなかったら、普通のサラリーマンになって、平凡な一生を送っていたのでしょうか?
幾ら考えても分りません。
謎は深まるばかりです(笑)
ただ「もしも」が起こっていれば、明子さんや皆さんと、このような形でお逢いする事はなかったのではないでしょうか?
でも、私の人生に「もしも」は、起こりませんでした。
皆さんとお逢いする事が出来たのは、そのお陰です。
でも、もう一つ忘れてはいけない事があります。
それは、私だけに「もしも」が起こっても、それだけでは逢えないという事です。
明子さんの方にも「もしも」が起こらなければ、このような出会いは生まれていません。
私は、「もしも」の人生なんか無くて本当に良かったと、心から感謝していますが、明子さんはいかがでしょうか?

>私がこうなったから経験した悔しさ、惨めさ、
>情けなさ、心の痛み、体の痛み。
>思えばこの20年間、私はいろいろな気持ちを経験した。
>経験したからいろいろな人の気持ちもわかる。
>なにより私が医療事故に遭わなかったら、
>『みやざき中央新聞』にエッセイを連載することもなかった。
>本を出版することだって出来なかった。
>多分、ウィングに行くこともなかったし、
>ミッチャンやヨッチャンやツナちゃんに出会うことだってなかった。
>ブログの管理人をしてくれている鷹ちゃんに出会うこともなかった。

そうなんです。
すべて、「もしも」が起こらなかったから体験出来た事であり、出逢えた人々なのです。
その人たちから、人の真心や優しさ、生きる勇気、許す事の大切さなど、手に余るほどのものを頂いたのではないでしょうか?
勿論、嫌な事も、情けない事も、失ったものも、沢山あったと思います。
でも、失ったからこそ得られたものも沢山あった筈です。
得られたものを数え上げれば、多分おつりを返さなければならなくなるでしょうね。
でも、今までは、心の片隅にまだそうは思えないものが、くすぶっていたのです。
光を失くしてしまっていたから、無理もありません。
その光(輝き)がようやく戻ってきましたね。
20年間の様々な想いが少しずつ清められ、光が射してきているのです。
光が戻ってくると、今までの自分が、まるで夢を見ていたかのように思えてきませんか?
これからもっともっと清まって、もっともっと救われて、もっともっと心が楽になっていきます。
間違いありません。

(追伸)
田中さんがコメントしておられる通りだと思います。
明子さんは、大勢の素敵なお友達に恵まれて、幸せですね。
「アコリンを囲む会」
構想から5年なら、もうそろそろ実現しそうな予感がしますが、一日も早く実現するのを楽しみにしています(^_^)
Posted by 大西良空 at 2015年01月15日 11:45
 
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