2014年07月27日

心に残ったピアノ発表会。

最近、この暑さにバテてブログを書く気にもなれなかった。
7月20日に坂中ピアノ教室の発表会をした。
今年はドヴォルザークの『スラブ舞曲』を弾いて、陽チャンこと陽介が卒業した。
陽チャンは、4歳からピアノをはじめ、中学では部活は野球をしながら、
高校は進学校に進み、それでもピアノを続けていた。


第1部がピアノ独奏、第2部が連弾とアンサンブル、
第3部がファミリー演奏、第4部が卒業生演奏、
第5部が百人一首と合唱だった。

第4部の陽チャンの演奏が終わると在校生が舞台に上がり、
自分達で選曲し、自分達で内緒で練習していた
『ここにしか咲かない花』を陽チャンにプレゼントした。
「何も無い場所だけれど ここにしか咲かない花がある
心にくくりつけた荷物を静かに降ろせる場所…」と、
歌っていくうちに、陽チャンは今までの思いが溢れて泣いていた。

レッスンが終わるといつも私の横に座って、
学校のことや、自分のことや、
前記事に登場するお兄ちゃんの悠介のことを
話してくれていた陽チャンの姿がグルグル回って
私も泣いてしまった。
心に残る発表会だった。

第1部では、高野山法徳寺の大西良空さんから昨年6月にプレゼントされた
『ありがとう』の曲を採譜してもらい、それを教え子のさとみとかずのこが
演奏してくれた。
私も舞台に上がり、さとみと一緒に大きい声ではないけれど歌った。
いろいろな思いがいっぱい詰まった発表会だった。



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Posted by あっこちゃん at 17:18│Comments(6)ピアノ
この記事へのコメント
明子先生、こんばんは。
今年も、素敵な発表会をありがとうございました。
私も、陽ちゃんのエピソードとして忘れられない一コマがあります。
まだ、僚太も、ももかもピアノを習い始めたばかりのころ、ファミリー演奏で私も発表会にださせてもらえるということで、リハーサルのために明子先生のアパートにお邪魔していた時のことです。
陽ちゃんは、明子先生のレッスンを受けていました。私は、ただただ感心して聞いていた陽ちゃんのピアノでした。しかし、明子先生の評価は違っていて、文字盤を指す先生の指から、陽ちゃんは何かを感じ取り、ぽろぽろ涙を流していました。「陽ちゃんってすごい。たった先生の一言で涙を流すくらいいろんなことを感じ取れるんだ」と陽ちゃんの感受性の豊かさを思い知らされました。
このことは、多分、これから先も忘れることはないでしょう。僚太のお世話係で、いつも静かに僚太のそばにいてくれた陽ちゃんでした。
僚太が、陽ちゃんの卒業発表会をしっかりやりとげられて、ホッとしています。恩返しができたなーって。
僚太は、陽ちゃんが歌を聴き、涙してくれたことに気を良くし、来年の玲花ちゃんの卒業に向けて準備を始めています。やっと仕上げた「トルコ行進曲」でしたがおじちゃんがほめて下さったときき、とっても喜んでいました。ピアノに対するモチベーションが今、最高潮といったところでしょうか・・・。
陽ちゃんが卒業して、本当に淋しくなりますが、どうか、次の子どもたちを陽ちゃんみたいに感受性豊かに育てて下さい。
僚太はもう遅いと思いますが、モモカはまだ育つ余地がありそうです。
よろしくお願いします。先生、熱中症にはくれぐれもお気をつけて、
長くなりました。これで、失礼します。
Posted by モモカの母 at 2014年07月28日 21:34
この時期になると、毎年、素敵な訪問者が法徳寺にやってきます。
その訪問者の名は、オオムラサキ。
オオムラサキは、昭和32年の日本昆虫学会において、世界に誇る日本の代表的な蝶として国蝶に指定されました。
翅(はね)を広げると10センチ以上にもなる大型のタテハ蝶で、雄は、翅の表側が美しい青紫色に輝いています。
オオムラサキの日本一の生息地と言われる北杜市長坂町の「オオムラサキセンター」には、オオムラサキをはじめ、珍しい世界各地の蝶の標本や、オオムラサキに関する様々な資料が集められ、その繁殖と保護育成が行われています。
この地域は、昔から炭焼きが盛んで、炭の原料となるクヌギ林が多く残っていることや、八ヶ岳高原に流れる水辺に食樹であるエノキが多く生えていること、冬は寒く適度に雪が降るため乾燥が少ないことなどの好条件が重なり、オオムラサキの日本一の生息地となっています。
この時期になると、法徳寺の境内のあちらこちらで、オオムラサキが乱舞している光景が見られます。
ところで、明子さんは、オオムラサキの幼虫をご覧になった事がありますか?
何とも愛らしい小さな目と二本の角が特徴で、あどけない表情が何とも言えません。
超かわいい!癒される!と評判の幼虫です。
一度見ると、たちまちオオムラサキのファンになる事間違いなしです(笑)。
因みに、蝶は一羽、二羽でも一匹、二匹でもなく、一頭、二頭と数えるのをご存じでしたか?
蝶の頭の触覚が牛の角に似ているからだそうですが、オオムラサキの幼虫の触覚を見ると、まさに牛の角にそっくりです(笑)

今年も明子さんのピアノ教室から、生徒さんが羽ばたいていったんですね。
オオムラサキが、幼虫から蛹(さなぎ)に、蛹から羽化して蝶になるように、陽介君も、ピアノ教室で色々な思い出をいっぱい作りながら、すくすくと大きく育ち、この日を迎える事が出来たのですから、明子先生としては、ちょっぴり寂しいけれど、心から嬉しい陽介君の旅立ちだったのではないでしょうか。
第4部の演奏の後、在校生のみんなが陽介君の為にプレゼントした歌は、きっと陽介君の心に深く刻まれたに違いありません。
送る子供達も送られる陽介君も、みんな明子さんのピアノ教室で、幼虫の時から大きく育ててもらったオオムラサキです。
来年も再来年も、成長した子供たちが次々と羽ばたいていくでしょうが、ピアノ教室で学んだ事や感動した事をいっぱい持って、新しい人生に大きく羽ばたいていって欲しいと思います。

それと、「モモカの母」さんが、「僚太はもう遅いと思いますが」とコメントしておられるのを見て、失礼ながら思わず笑ってしまいましたが(笑)、遅いなんて事は決してありませんよ。
だって、僚太くんは、明子さんのピアノ教室の生徒さんなんですから。
僚太くんの目には、きっと明子さんが懸命に努力している姿が、ありありと映っている筈です。
そんな環境にある僚太くんが、感受性の豊かな子にならない筈がありません。
諦めず、焦らず、気長に待ってあげて下さい。
明子さんのピアノ教室は、ピアノの技術だけではなく、子供の感受性をも大きく育ててくれるピアノ教室です。
そこが、他のピアノ教室と根本的に違うところと言ってもいいでしょう。
ですから、「モモカの母」さん、明子先生と僚太くんをもっと信じましょう(^^)
Posted by 大西良空 at 2014年07月30日 19:53
坂中様

本日、ピアノ教室の発表会で録音された「ありがとう」のCDが届きました。
思わぬプレゼントを頂き、驚いております。
本当にありがとうございました。
ピアノ伴奏をして下さった蔦川和子さんと、のびのびとした声量で歌って下さった谷口さとみさんにも、感謝いたします。
和子さんは、子育てで多忙の中、ピアノ練習に励まれ、さとみさんは、手術後の体に鞭打って練習して下さったそうですね。
どうかくれぐれもご自愛下さい。

昨年6月に歌をプレゼントしてから、もう1年が経ったんですね。
余り年は取りたくありませんし、数えたくもありませんが、こればかりは仕方ありません(笑)
一年前の事は、いまでもよく記憶しております。
FAXに書いてあった番号にお電話したら、お父様が出られ、すぐにお母様に変わられて、「本当にありがとうございました。いま横で明子が泣いております」とおっしゃっておられました。
あの時は、素人が作ったこの歌が、こんなにも皆様に愛され、口ずさんで頂けるとは、夢にも思っていませんでした。
作者としてこんなに嬉しいことはありません。
歌は、演奏され、歌われて初めて命を吹き込まれます。
皆様に可愛がって頂けば頂くほど、歌は輝き、その力を増していくと思います。
これからも末永く可愛がって頂きますようお願いいたします。
お父様もお元気とのことで、嬉しい限りです。
暑い時期ですので、くれぐれも無理をなさいませんように。
ありがとうございました(^^)
Posted by 大西良空 at 2014年07月31日 14:25
この時期になると『あー今年も発表会してるんだろうなー』と考えます。
あっこ先生、ひろこ先生、おじちゃん、みんな元気ですか?
会いたいなー元気かなー?と思い出します!
ピアノをもぅ一度頑張ろうと決心したのに、なかなか続けられず。。。
それでも、毎日は触れないけど、暇を見つけてピアノを弾いたり、保育園の入園式や卒園式でピアノを弾いたり頑張ってます!!
昔ほど上手には弾けないけれど…(昔もそんなに上手じゃなかったけど(笑))

その内、ひょっこり、また、遊びに行けたら!と思っています♪
暑さが続きますが、体調気を付けてお過ごし下さい!!
Posted by 沙樹 at 2014年08月03日 11:59
発表会、おつかれさまでした!

私も当日は、お手伝いさせていただきました。

一人一人のピアノに向かうひたむきな姿、素直な心の音がにじみ出ていて、一瞬にして会場が「愛の庭」と化したかのような素敵な時間を彩った7月20日だったと思います。

今年卒業の陽ちゃんも、おつかれさまでした!
心に響く素晴らしい演奏を聴かせてくれて、ありがとうございました。

私は体調が万全ではない中、大西良空さんと明子先生の歌「ありがとう」を歌わせていただきました。
大西さんのことは先生からよく話をお伺いしておりまして、先生方にとって神様のようなお方だと察しております。
そのようなお方と明子先生をつなげてくださった、たくさんの深い思いの詰まった「ありがとう」の曲に息を吹き込ませていただくことに貢献できるありがたさやプレッシャーで
、約8分間歌いきるのに精一杯でした。
出来はどうであれ、大西さんに録音CDを届けられて、聴いていただいて先生方と共に喜んでおります。


申し遅れましたが、私は現在ボーカル講師などをしながら、ジャズをメインにボーカリスト、弾き語りプレイヤーとして、音楽を追求し表現し続けている谷口さとみと申します。

口下手で、日頃なかなかうまく気持ちを伝えられないので、この場を借りて、改めて坂中先生に感謝の気持ちを伝えさせていただきたいと思います。

浩子先生と明子先生は、私が音楽大学受験のためにいろいろと教わったクラシックピアノの恩師です。

先生方と出逢わせていただくご縁があってから、約20年以上の年月が経ちますが、その間、私なりに何度もつまずきました。
そんな時いつも先生方に勇気付けられ、救いあげていただき、
大きな愛で包んでいだたきました。
今の自分が、自分らしく頑張れているのは、先生方のおかげでもあり、言葉では言い表せないくらい感謝しています。


私にとって、坂中ピアノ教室は、魂や心を磨くための洗練された修業寺のような存在です。
そしてそこには、いつも愛の花たちが色とりどり咲き誇っています。

私は、人としてまだまだですが、このように今でも先生方と関わらせていただけるありがたさに感謝し、坂中ピアノ教室の卒業生の一人であるという誇りを持って、これからも前に進んでいきたいと思っています。


先生方の素敵な笑顔に、心癒され、元気をいただきます。

いつも、ありがとうございます。


暑い夏が続きます。
どうぞご自愛くださいませ。
Posted by さとみ at 2014年08月05日 14:22
谷口さとみさん

>大西さんのことは先生からよく話をお伺いしておりまして、先生方にとって神様のようなお方だと察しております。

そんな恐ろしい事をおっしゃらないで下さい(笑)
私は、ごくごく平凡な寺の一住職に過ぎませんし、残念ながら何の力もありません。
ただ私に出来る限りのお手伝いをさせて頂いているだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。
全知全能の神とは違い、私も、さとみさんも、他の皆さんもすべて、不完全な生き物です。
「不完全な生き物」という意味は、お互いの足りない部分を補い合っていかなければ生きていけないという事です。
足りない事を、悲観する必要はまったくありません。
足りないからこそ、楽しい事も苦しい事も、みんなで共有していけるのだと思っております。
神は全知全能なるが故に、それが出来ません。
不完全な人間だからこそ、それが許されているのです。
私は、その許されている事を、自分に出来る範囲でやらせて頂いているだけです。
「神でなくて本当によかった」と、心の底から思います(笑)

>出来はどうであれ、大西さんに録音CDを届けられて、聴いていただいて先生方と共に喜んでおります。

いえいえ、素晴らしい出来栄えで、感動いたしました(^〇^)。

>私は現在ボーカル講師などをしながら、ジャズをメインにボーカリスト、弾き語りプレイヤーとして、音楽を追求し表現し続けています。

いつも、様々な夢の実現に向けて、多くの皆さんが懸命に努力しておられる姿を拝見して、勇気付けられていますが、谷口さんも、その中のお一人なのですね。
是非その夢を実らせ、多くの人々に感動を与えてあげて頂きたいと思います。
陰ながら、応援しております(^▽^)
Posted by 大西良空 at 2014年08月07日 10:37
 
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