Akiko Espressivo！ アキコ・エスプレッシヴォ

10月26日（土）は『串間音楽祭2013』だった。
朝、木花のアパートを9時半に出て、
ヘルパーさんの運転で串間市文化会館に向かった。
文化会館の入り口でカズノコが待っていてくれた。

「こんなときしかアッコ先生の手伝いはできんから…」
と、4歳の伶桜と2歳の凛花を実家に預けてずっと、
車椅子を押してくれた。

私の教室から3人出た。
5年生の彩ちゃん、中1の桃佳ちゃん、一般はマメが出た。
彩ちゃん、桃佳ちゃんも緊張していたが、私はそれ以上に緊張した。
ハラハラ、ドキドキが止まらなかった。
マメはベートーヴェンの『悲愴第2楽章』を弾いた。
娘の小陽、日和のママをしながら、仕事をしながらのレッスンだったが、
それなりに弾いていた。

音楽祭のあとは、毎年恒例の鍋会をすることになった。
音楽祭の各ピアノ教室の演奏が終わって「四季彩館ほりぐち」で鍋の材料を買った。
カズノコとマメと小陽、日和、母と私の6人で行った。

鍋会は、小学校の先生をしていて子どもの扱い方が上手なあっちゃんと
ケーキ屋さんで働いている嘉菜も来た。
計10人でワイワイキャアキャア、5時頃から9時半頃まで、
食べたり、飲んだり、喋ったり賑やかだった。

皆、年齢は違うが長年レッスンをしたピアノで結ばれている。
鍋会が終わって帰る前にカズノコが
「アッコ先生、もうトイレに行ってパジャマに着替えておこうか？
そうすれば浩子先生が楽するから…」と連れて行ってくれた。

少しでも母を楽させたい私。
今、私はブログを書きながらその優しさに泣いている。



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